骨盤 ➃

骨盤で忘れてはいけないのが股関節ですよね!
股関節は身体の中で一番大きな関節で、骨盤の臼のような寛骨臼と
大腿骨の先端にある球形の大腿骨頭が合わさってできていて
歩いたり・走ったりするときに身体を支えています。



可動域が広く動きはとても複雑なので、股関節の周辺には大小さまざまな筋肉が
広範囲に繋がり、股関節の複雑な動きを生み出しているのです。


股関節に限らず、関節の可動域があるに越した事はないですが
硬い人と柔らかい人では硬い人の方が怪我をしやすく、スポーツはもちろん
日常生活の様々な場面で負担がかかり障害を起こしやすくなりますが
逆に柔らかければ柔らかいほど良いというわけではなく、柔らかすぎても
関節の制限が効きにくいので負担が増し、捻挫などの障害が
発生しやすくなってしまうのです。


股関節だけではないですが、関節の弛緩性をチェックしてみて下さい。


 ● 真っ直ぐ立って両方の股関節を外旋させる (足を外に捻る)





可動域としては片足で45度開くのですが、つま先が90度 (両足で180度)
近く開く(外を向く)いう方はおられませんか?


股関節だけとは限りませんが、関節の弛緩性がある可能性がありますので
ストレッチよりも制限をかけれるように股関節周辺の筋肉をつける事をお勧めします。