腸腰筋

股関節の前側にある筋肉「腸腰筋」について


まず股関節自体は肩の関節に次いで可動域が大きい関節なので
動きが大きい分、関節自体は受け皿が浅いので、周りの筋肉や靭帯などで
しっかりと守られています


その前側にある腸腰筋体幹を安定させ、背骨を左右から支える柱として
脊柱のS字カーブを維持し骨格の軸を安定させています


普段、歩行や階段などで脚を引き上げ、一歩を踏み出すために必要な筋肉です
この筋が弱くなっていると脚を上げているつもりが上がっていなくて
何にもないところで転倒するようになってしまいます


皆さんは大丈夫でしょうか・・・⁈


歩く時や身体を起こす動作の時にも必要不可欠な筋肉の一つで
この腸腰筋は日常生活においても、スポーツをする上でも
とても大きな役割をしています


そこで、腸腰筋をしっかり伸ばせるストレッチの方法と
自体重で行なえるトレーニングを紹介していきたいと思います


『股関節が硬い、腰痛がある方にもお勧めな腸腰筋のストレッチ』


※ ストレッチ自体、まずは自分の出来る範囲からで構いません
息を止めないで、股関節の前側を意識してゆっくり伸ばしていって下さい


❶ 前後に大きく脚を開く





開き過ぎるとバランスを崩しやすいので気をつけて
前脚に体重をかけていきましょう!
後ろ脚のかかとは浮いてもOKです


更にストレッチ感を出すには腰を落としていきましょう





レッグレイズ


レーニング中は息を止めない様に
床から両足を10〜15センチあたりの位置まで上げて5秒保持します


そこから、徐々に脚を上げていきます
約45°付近で止めて10秒キープ





脚を90°付近まで上げてしまうと腸腰筋を使わなくなるので
45°位を目安にして下さいね


まずは10回を目安に行なって下さい。


腹筋も使いますのでトレーニング後に痛みが出なくても
後で筋肉痛が出てくる可能性があります
慣れてから頻度や回数は徐々にあげていきましょう