骨盤 ②

骨盤の周りにはインナー筋・アウター筋を含め沢山の筋肉が繋がっていて
歩行や姿勢維持など様々な動作を行なっています。


今回は歩行や姿勢維持に大事な役割を果たしている
腸腰筋」についてです。


少しの段差に引っかかったり、歩き疲れで足の付け根が
痛くなったりする事ないですか?
腸腰筋が硬くなっていたり、衰えているかもしれませんよ!


腸腰筋は背骨から大腿骨に付く大腰筋と骨盤から大腿骨に付く腸骨筋を合わせた
筋肉の総称で、上半身から下半身に繋がっている唯一の筋肉でもあります。





腸骨筋は座位で足を持ち上げたり、股関節を固定した状態で
上半身を起こしたりする際に働く筋肉です。

大腰筋は上半身と下半身を繋ぐ唯一の筋肉で、股関節を屈曲する(曲げる)
姿勢を保つためにも必要な筋肉なのです。


骨盤は前に少し前傾しているのが理想的ですが、姿勢や座り方が悪いと
腸腰筋が縮み骨盤が後ろに倒れ、その影響で猫背になってしまいます。


そして、腸腰筋が衰えると足を上げる力が弱くなり、少しの段差などで
つまずきやすくなったり、自分では足を上げてるつもりでも上がっていなかったりと
衰えに気付かない場合が多い様に思います!


少しでも衰えをカバーするには、やはりトレーニングや運動を
行なわなければなりません!
日々の生活で歩幅を広くしてしっかり足を上げて歩いたり
なるべく階段を使うなど意識していきましょう。