トレーニング ⑬

【チューブトレーニング ➂】


・ 棘下筋のチューブトレーニングの方法


棘下筋は背中の肩甲骨から上腕の骨に向かって伸びていて、上腕の外側を巻き込むような形で骨に繋がり、
肩を外旋(外に捻る)させる働きをしているのが棘下筋です。





柱など安定したものにチューブを固定し、もう片方の端を鍛える方の腕で持ちます。


足を肩幅に開いて、体を真っ直ぐにして立ち、反対側の手で鍛える方の肘にあてる様にすると
動作が安定しやすくなります。


肘の角度は直角、肘から先(前腕)が床と平行になるようにし、
肘を支点にして前腕を体の外に向かって回転させます。





棘下筋が十分に働くのは、腕を真っ直ぐ前に出した姿勢を基準として内側に60度、外側に30度程度です。
この範囲を外れると棘下筋以外の筋肉が働いてしまうので注意して下さい。





あくまでも肩のインナーマッスルのトレーニングですから、手首を捻ってチューブを引っ張ったり、
体を捻ったりしないようにし、しっかりと肩を意識しながら行なって下さい。


回数は棘上筋同様、20〜30回を1セットとし、2〜3セットを目安に行なって下さいね。