トレーニング ⑧−2

【スクワット】その➁


前回はスクワットのスタートポジションkらしゃがむまでの説明でしたが、
今回は残りの立ち上がり動作の解説です。


スクワットの立ち上がり動作はしゃがむときの動作と反対で、しゃがんだ姿勢を一瞬キープしてから
ゆっくりと立ち上がります。


立ち上がる時につま先やかかとの方に力を込めると重心が不安定になりますので、立ち上がる時は
足の裏全体に均等に力をかけて、重心を安定させたまま行なうのが理想的です。


また、立ち上がる時もしゃがむ時と同様に、膝の位置は大きく動かさない様に意識してください。
膝とつま先の向きがバラバラになるとかんせつに無理な力がかかってしまいます。


スクワットでは全体を通して背筋を伸ばして胸を張った姿勢を維持しておくことが重要です。


脚の筋力を発揮しようとすると、無意識に下を向いてしまいがちになるので、特に立ち上がる時は
上半身の姿勢や視線の方向を意識しておいて下さい。





そして、起き上がった際に膝を完全に伸ばしきらない事!
膝を完全に伸ばしてしまうと少し楽ですが、伸びきる手前から2回目に移るようにし、
常に負荷をかけ続けましょう。


 ≪特に意識しておきたい注意点は≫


・ しゃがんだ時の反動を利用しない
・ 足の裏全体で床を押すようにする
・ 背中を丸めない
・ 膝を完全に伸ばさない       


また、呼吸に関してもしゃがむ時とは逆で、息を吐きながら立ち上がるようにしましょう。


スクワットは他の筋力トレーニングの中でも強度が高く関節への負担も大きい為、
セット数は3〜4セットくらいを目安にし、しっかりとフォームを身に付けてから行なうようにしましょう!
特に初心者の方は他のトレーニングよりもやや軽めに行なう様にして下さい。