ウォーミングアップとクールダウン

今日はウォーミングアップクールダウンについて


ウォーミングアップは、スポーツ活動を行うための身体の準備を
するわけですが2つの効果が考えられます。


それはスポーツによる損傷(ケガ)の予防パフォーマンスを高める
ことです人間が活動するためには、エネルギーが必要で、このエネルギー
を供給するのが血液です。身体が休んでいる時、筋肉への血液の流れは
比較的少なく、筋肉の中の小さな血管はほとんど閉じています。
身体が活動を始めると、小さな血管が開き、筋肉への血流量が増加します
この状態になって初めて最高の力が出せるようになります


ウォーミングアップにより、筋肉の活動が高まり運動の協調性が増し
その結果、損傷の危険性が減少し、行動力の上昇と競技への精神面の準備
も整います  徐々に運動量を上げていき全身運動から競技種目に合わせて
細かい動きを取り入れて行えばパフォーマンスアップにつながるでしょう


特に筋肉と関節のストレッチングは重要です。ウォーミングアップは
徐々に運動量をあげ、15分〜20分位の時間が適当でしょう。
心拍数を一時的に120〜130位に上げる事も大切でしょう 
ウォーミングアップ終了から競技までは、10分以内が適当で、その間は
身体を冷やさないように配慮してください


また、クールダウンは、競技や練習後の身体の手入れとして重要であり
乳酸をはじめとする血液内の老廃物の排泄のため、軽い運動が必要です
局所的には、ストレッチングやアイスマッサージ等が有効です。