肘内障

皆さんこんにちは。
今回は【 肘内障 】について


小学校にあがる迄の子供に腕を引っ張ったり捻った際に発生する事があるのが
肘内障(ちゅうないしょう)です


肘から手首の間にある骨、橈骨の肘側の部分に靭帯が骨の周りを
取り巻いているのですが、幼少期の子供は身体がまだまだ未発達の為
手を繋いでいる時などに腕を引っ張った時に骨が取り巻く靭帯の一部から
少し抜けることを肘内障と言います。



肘内障は成長と共に起こらなくなりますが、小学校にあがるぐらいまでの間は
再発しやすいので注意して下さい。


先日に怪我をした次男も以前に肘内障になった事があります。
保育園から帰って来てからぐずり出し、肘の辺りを押さえたまま
腕を上げたり動かしたりしなくなりました。
原因ははっきりしませんでしたが、特に外傷や腫れも無く
状態からして肘内障だと判断して整復するとプチっとはまるような感じで
直ぐに整復出来、しばらくはグズっていましたが自分でも動かしても
痛く無いと分かると何事も無かったかのようにケロっとしていました^^;


腕を引っ張ったりと原因が分かれば判断しやすいですが
特に腫れも無く子供が肘周辺を痛がり、腕を動かさない・上げないなどの
症状の時は肘内障の可能性があります。


整復した後でも痛がったりする事が有るかもしれませんので
かぶれに注意ですが冷湿布や冷えピタを貼ってあげても構いません。


肘内障は整骨院でも対応出来ますので、原因が分からずとも
疑う時は受診するようにして下さい。