足部の障害に対して

私達の臨床経験から、陸上競技やサッカー、バスケットボールなど、ランニングや
ジャンプ動作の多いスポーツにおいては特に足の障害が多く発生し、スポーツ選手に限らず、
体重の負荷がかかる足には、一般の方でも痛みが発生しています。


その中で足部の障害には、足底筋膜炎、有痛性外脛骨、踵骨々端症や他にも様々な疾患があります。



    



原因は足の使い過ぎ以外にも、筋肉の柔軟性の低下や筋力不足、土踏まずのアーチの低下による扁平足や
靴のサイズはもちろん、クッション性の不足など様々な原因が背景になっている事が考えられます。


足には小さい骨が多数あり、靭帯で結ばれ、筋肉や腱が支えて足裏のアーチを形成していますが、
スポーツや疲労などの負担が続くと、足の骨や軟骨、靭帯や腱に障害をきたし痛みが発生します。


痛みが発生したら、まずは原因となる負担を軽減しないといけません!
でも休むことにより痛みは治まりますが、運動や練習を再開すると痛みが出てくることがありますので、
休むことが完治する事ではありません。


そして、患部のアイシングはもちろん、ストレッチによる柔軟性の改善や風呂の中で足裏から
ふくらはぎにかけて筋肉のマッサージも効果的です。


また、患部の負担を軽減する為にテーピングやインソール・クッション材なども使い改善をはかります。


何よりも、痛みが発生してからでは無く、予防策として普段から運動前後の
ウォーミングアップ・クールダウン、自宅でのストレッチやマッサージなどケアしてあげて下さいね。


次回には足部の痛みに対して用いるクッションの紹介です。