トレーニング ➄

今回はトレーニングや運動後などに起こる【筋肉痛】についてです。


筋肉痛とはその名前の通り、筋肉に生じる痛みの事ですが、トレーニングやスポーツをした後、
日頃よりも体を動かした時など、筋肉痛は誰でも経験した事があると思います。


筋肉痛には「原発性筋肉痛」と「遅発性筋肉痛」の2種類があります。


原発性筋肉痛というのは、トレーニングなどを行なっている時に出る痛みになります。


遅発性筋肉痛というのは筋肉を使った後、1日〜数日後に痛みを感じる筋肉痛になります。
通常は数日間で痛みが消えると言われています。
一般的に筋肉痛と呼ばれるのは、運動した数時間後から数日後に発生する「遅発性筋肉痛」の事をさします。


では筋肉痛の痛みの原因はというと、いくつかの説はありますが、一つに絞られていないのです。


有力な説としては、損傷した部分が回復される過程で炎症を起こし、それが痛みになるとされています。
また一方では、老廃物の乳酸が溜まる事によって血行不良を起こしているとも言われています。


皆さん筋肉痛の時にはどのような対処法を行なっていますか?
筋肉痛の対処法には色々とあります。
入浴・マッサージ・ストレッチなどで体を温めて血行を良くすることで筋肉痛は軽減できます。


疲労を取る意味で温めるのは効果的ですが、炎症が酷い時や痛みが強い場合は温めると炎症を促進してしまう事になるので、
冷やすようにして下さい。


筋肉痛が起きる前の予防として、トレーニングや運動前にウォーミングアップを行ない、
忘れがちなクールダウンもしっかり行うことで筋肉痛の軽減は出来ますので、
あとは栄養と休息をしっかりと取るように心掛けて下さい。


強い負荷のトレーニングになればなるほど筋肉痛が起こりやすいので、積極的に休養を入れて、
上手く筋肉痛と付き合って下さいね。