腰痛シリーズ ➂

・腰椎椎間板ヘルニア


ヘルニアとは、飛び出す・逸脱するという意味で、腰椎椎間板ヘルニアは背骨の椎骨の間にある
椎間板が変性し、組織の一部が飛び出す事を言います。
飛び出した椎間板の一部が神経を圧迫し、腰や足に痛みや痺れなどの症状を起こします。



     



原因として、中腰で重い物を持ったり、腰を強く捻った際や長時間の座り仕事や車の運転、
姿勢の悪さからくる背骨の歪み、椎間板の老化などが関係しています。


そして、腰痛と片側の臀部から足にかけての痛みや痺れ、足の筋力低下による歩行障害といった
症状が出たり、排尿障害など症状が強い場合には手術の対象になります。


椎間板ヘルニアの予防や再発防止には、日常生活における姿勢や動作など、
腰への負担を減らす事を心掛け、ストレッチや筋力強化をすることが大切になってきます。


椎間板ヘルニア以外にも、先天的なものや内臓疾患や老化によるなど様々な原因による
腰痛がありますので、悪化する前に早めの受診をお勧めします。


・当院では、自宅でも行なえる様なストレッチから、簡単に出来る筋力強化方法などの指導も
 老若男女問わず行なっていますので、いつでもご相談下さい。