腰痛シリーズ ➀

腰痛の原因は急な動作をした際に筋肉が傷ついたり、腰周辺の筋肉が疲労して凝り固まってしまっていたり、
加齢などにより骨が変形してしまったり、内臓の疾患などからも起こります。


腰痛には様々な種類があり、筋筋膜性腰痛、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、
腰椎分離症・すべり症etc...
これらを総称して腰痛と呼び、急性や慢性にも分けます。


   ●急性腰痛・・・急激に起こり症状の激しいものをいいます。


   ●慢性腰痛・・・症状は急性ほどひどくないのですが、常時腰がだるく鈍痛があり、同じような姿勢を
             長時間とることで痛みが強くなったりします。


そして、急性腰痛とは「ぎっくり腰」と呼ばれている何気ない動作がきっかけで起こる腰痛で、
ひどい場合は痛みのため自力では動くことが出来ない場合もあります。
原因として、重いものを持った、急に体を捻った、過体重、筋肉の疲労、姿勢不良などがあげられますが、
それまでに腰への負担が蓄積され、ふとした動作がきっかけで起こることが多いです。





   




ぎっくり腰のような急性の腰痛の場合は、RICE処置の安静と冷却や、腰や骨盤をベルトで固定し、
症状が治まってくれば温めたり、腰部を含め下肢の筋肉のストレッチを行ない、
慢性化しない様に心掛けしましょう。


次回は「筋筋膜性腰痛」です。