気力！

先週金曜日の夜診での出来事　　
羽曳野ＳＳの6年生の子が足をひきずりながら来院する

前日の練習で足関節を負傷したらしい。　腫れがあり、歩行痛もある
触って調べて診るが骨には異常はない　　足関節の捻挫である
試合の予定を聞くと、明日練習試合があるらしい
公式戦でもＣＡＰ戦でもないのであれば、当然無理をしないほうがよい
二ヶ月前にも大腿部の肉離れをし、身体が小さいせいかよくケガをする
「明日の試合をどうしても出たいので、テーピングをしてほしい」と言う
無理をして長引かせるのなら、休んで早く治すほうが今後の為！
「今ポジション争いでやばいねん、せやから絶対出たいねん・・・」

後二ヶ月で卒団、それでも子供達は必至になっている
可愛らしい顔をしている彼の顔が異常に鋭い・・目も真っ赤である　(感動した)
ひどくなっても知らんで！　明日診療時間前においでと言ってあげた
(土・日曜日に試合がある場合は必ず対応するように心がけています)

土曜日の帰り際、彼のいつもの笑顔がとても印象に残ります
試合の勝敗より、自分や仲間との戦いでもある　　同じ学年の子を持つ親として羨ましい

小さい身体が凄く大きく感じたのは私だけでしょうか？