成長痛

今日は成長痛について


成長痛の中でも幼年期に発症する踵骨骨端症(セーバー病)について
原因は成長期の子供の踵の先端部には骨端核と言われる柔らかい骨があり
この骨端核にアキレス腱がついています
ダッシュやジャンプなどの刺激が骨端核にかかるとアキレス腱などに
骨端核が引っ張られて分節化が起き踵の骨の一部がはがれているように
感じ、運動時に痛みを感じます
8〜12歳位の男の子に多いと言われています


一般的にはスポーツは休むように指導されると思います
しかし、外傷性のケガなら一定期間の安静状態で回復しますが
成長痛の場合目安は検討がつかないと思います
1〜6ヵ月位は痛がある子もいますね
まあ長い場合でも2〜3年で痛みは自然に消失しますが・・

私はスポーツ選手が何日も休む事はかなりのリスクがあると思うので
痛みが強い時は2,3日は休むように指導しますが、見学を提案します
例えばダッシュが駄目なら走らなくても大丈夫な練習もあるはず・・
指導者にも理解して頂き、休ませるだけでなく、足に負担の少ない事や
見学も大切な練習だと思います


アキレス腱と足底腱膜を伸ばし、ストレスを軽減させたり、下腿部を
伸ばすようなストレッチング、踵骨への負担を緩和する為にも
インソールは有効だと思います
試合のときはテーピングも結構有効ですよ
普段からのストレッチやアイシングは忘れずに・・・


予防法などは気軽に相談下さい