朝から何人前?

日曜日柔道の先生に朝から飯食いに行こうか?と誘われる
(なぜ、朝から飯なんやろ?普通はコーヒーとかちゃうの)
以前居酒屋で2人でメニューを端から順番に全部注文した事が有る
先生は食べ物だけでなく飲み物も全て制覇した
まあ、何も自慢になりませんが・・・
8時頃から昼前まで飯を食べながら久しぶりにゆっくりと話をして来ました


昔話や少年柔道の指導の話であっという間の時間


日曜日も先生は熱く語ってくれた
最近の少年柔道は間違っている!
試合に勝つ事だけを優先している!
受け身の練習をしない、だからケガが多い!


この先生は自分に対しても信念を持っている(今時少ない人間であるが)


先生の指導方針は小学生では、礼儀と受け身を徹底して教える
挨拶をしっかり出来ない子や靴をきちんと揃えない子には練習に参加させない
受け身の出来ん奴に柔道なんか出来ん!
技術は中学生から・・・


この響きはサッカーでも良く耳にする
しかし、指導する技術が無くて言っている方々とは全然違う


柔道での事故(ケガ)による頚椎損傷が問題になっている
無理な体勢からの投げ技や巻き込みにも問題があるとは思うが
やはり徹底した“受け身”が出来ていないのではないでしょうか?


指導者の中でも、限られた時間で受け身より練習しないと上達しないと言う
方もおられる 何も間違っている事でも無いでしょう


しかし今と昔では小学生でも求める方向が違って来ているのも確か
昔までは“礼儀正しく、基本をしっかり”であったと思うが
現在では先々の事も考えてレベルアップの方向に向けられている


どちらが良いのか?
基本がしっかりと出来ていないと上達にも限界がある
受け身が出来ないと必要以上のケガをする
強くないと中学校や高校の強豪チームには入れない
強くなければ強化選手にも入れない
しかし、時間にも限界が有り何もかも出来ない
どちらも間違っていない!


私も先生と同じで、上達は少し遅れるかもしれないが、受け身や基本が
しっかりと身に付けた方が将来は期待出来ると思う
柔道だけでなくスポーツ全般に言える事ではないでしょうか?


限られた時間での練習ではあるが、ウォーミングアップ、クールダウンも
大切な練習の一つである


仕事上、ケガする時は何をしててもしませんか?と良く聞かれる時が有ります
勿論ケガは注意していてもストレッチをしていてもする時はします
捻挫、打撲、骨折等の外傷性疾患は不意に起こるケガです
ただ柔軟性が有るか無いかでは差があるでしょう
慢性疾患は日頃のウォーミングアップ、クールダウンで改善と予防が出来ます





何事も基本が大切です
もっと大切なのは強い気持ちを持つ事